WHITE ALBUM 2 プレイ日記

雪菜好きによるWHITE ALBUM 2のプレイ日記というか後記。プレイする前につらつら想いを書きつつ、プレイしながら書き綴り、プレイが終わっても…

WHITE ALBUM 2 プレイ日記#6

9/29

 

朝まで突っ走って終わらせた反動で昼が過ぎても寝てた。

 

余韻に浸っていたいけど、フルコンもしなくちゃいけない。

とりあえずセーブの新しいほうからの選択肢で、何回かかずさの気持ちに応えるような行動があるからそっちを選択し続けてみたけど、結果は変わらなかった。

 

つまりもうこの時点で、かずさも諦め切れてはいないものの、雪菜を裏切ってまで春希を奪える覚悟はないということだ。

春希にとっても、かずさに対する気持ちはあるものの、それ以上に雪菜を想う気持ちが強く確かなものになってるってことだろう。

 

この2人の気持ちが、どこまで遡ってどこで選択を変えれば、交わるのか。

そこからかずさのルートに入っていく。

 

と思ったけど、ちょっと外堀を埋めておくか~というか

単純に気になるから、小春ちゃんルートに進んでみる。

かずさは最後にとっておこうかな。

 

クリスマスイブの夜、雪菜に思いっきり拒絶された後、

バイトに行くを選択して。恐らくこれで小春ルートに入った。

 

武也の言う致命的な判断ミス。

つまり小春も春希のことを好きだということ。

 

 

他のサブヒロインルートをやろうとすると

雪菜と春希の2人の存在はとても大きく、そして障害だ。

一筋縄じゃいかない。

 

他のサブヒロインも同様、皆が皆、春希をほぼ最初から好きでいる。

惹かれている、この男に。

でもそれは例外なく、弱っている春希。

雪菜のことで、かずさのことで、苦悩してもがいて誰かの助けを暗に求めている

春希に惹かれている。

そこをどう昇華するかが鍵かな。

 

 

にしても、サブヒロインとはいえ全くシナリオに手を抜かれていないところがすごい。

たった6日間しかこの世界を見てきていない僕でも、

もう抜け出せない状態でいて、この世界がどんな状況か、

どんな登場人物がいて、誰がどんな想いでいるか、

画面に映らない場所で、話にはあがらないところで、

どんなことを考えているかが、手に取るようにわかるくらい。

 

どの道を進んでも、春希と春希の側にいることを選ぶヒロインは、

罪を犯し、その罰を受け、そして償わない限りは、

その先の未来・答えには到達できない世界なんだって思い知らされた。

 

そこまでして春希を諦めない子ばかりだから、

そこまでして本来進むべき道を逸れて別の道を選択する春希だから、

本当に大切なものが何かわかるようになるんだろうか。

 

 

人には、いくつもの…

別々の人に対しての、それぞれの誠実があるって

 

 

それを八方美人と取ってしまうことは簡単だけど。

 

別に、今だって正しいって思ってるわけじゃないけれど。

 

軽々しく好きって言わないのが先輩の誠実。

それでも、わたしが優しくして欲しい時に

しっかり抱きしめてくれるのも先輩の誠実。

 

人には、いくつもの…

一人の人に対してでも、別々の誠実があるって

 

 

ダブルスタンダード・ものはいいよう

確かにそうなんだけれど。

そんな簡単なことじゃないのが、人の心なのかな。

 

 

昨日までほどの集中力がないのは、かずさがいないし雪菜を選ばない道を選んでるからってのは間違いない。

けどそんなんでも気付いたらずっとPCの前でWA2を起動して、この画面で文字打っての繰り返ししかしてない。

 

他のやらなきゃいけないことたくさんあんのに、

ひとつのことしか集中できないあたり、僕も小春と同じだな。

 

というわけで小春ルート一旦休止。

WHITE ALBUM 2 プレイ日記#5

9/28

 

もう日付も変わりかけてる頃。帰宅。

明日から土日で休みだから、きっとこの2日間でたくさんの

辛い思いと嬉しい思いを体験することだろう。

それは僕だけじゃなく、ゲームの中で生きている3人と3人の周りの人たちも。

僕はプレイヤーで、3人の映し鏡のように、

3人が辛ければ僕も辛く、3人が嬉しければ僕も嬉しくなる。

 

"WHITE ALBUM"を聴いて雪菜の声に心が浄化されて

"SOUND OF DESTINY"を聴いて自分も学祭ライブのあの場所へ

"届かない恋"を聴いて雪菜は何を考えて歌っていたんだろうと想像し

"さよならのこと"を聴いて3人にとっての本当の答えを願い

"TwinkleSnow"を聴いて3人にとって雪は嫌いだけど好きなんだろうな、なんて

"優しい嘘"を聴いて嘘だとバレてしまった瞬間にそれは優しくないんじゃないか、なんて

"恋のような"を聴いて雪菜が本当にかずさのことを好きなんだと何度も思い知らされ

"closing"を聴いてかずさの想い、気持ちの強さに圧倒され

"悪女"を聴いて雪菜もかずさもやっぱり悪女じゃなくてただの弱い女の子なんだと

"AfterAll~綴る想い~"を聴いてこの曲は幸せなときも辛いときも、真実が明らかになってもう引き戻せない、そんなときに流れてることを思い辛くなる。

 

そう、3人も、春希の分身となった僕も、もう引き戻れない。

逢わなかったことも出来ないし、このゲームを知らなかった頃にも戻れない。

だから辛くても前に進むしか道がないんだ。

その先にあるいくつもの答えのほとんどが、悲しい結末だとしても、

その中にひとつでもふたつでも救われる結末があるのなら

僕はそこに辿り着かないといけない。

 

 

というわけで、やろう。

武也のどうしても今日会って話したいことがあるという誘いを断る春希。

同性の友情は、異性のそれよりももっと大事にしないといけないと思う。

だから僕は少し春希に怒りながら、またプレイを始める。

 

 

秘密は言えないから秘密であって

それを知りたがるのも秘密だからであって

 

ここで曜子さんのことを話してしまったら、

かずさはどうなってしまうんだろうなって。

 

本人が伝えたんだね。

こればっかりはかずさがかわいそうでいたたまれない。

 

 

そして和泉。彼女の存在はまだ謎のままだ。

何か大きな秘密。めいた何かを持っている重要な存在な気はするけど。

 

どんなに頑張っても、自分だけじゃどうしていいか何が正解なのか、

どうしたらかずさを幸せに出来るのか、春希はわからなくなって

だから無意識か、過去に自分の周りにいた存在を、探している。

 

和泉…小春…麻里

 

彼女達なら、正解への手助けをしてくれるんじゃないか。その思いで。

 

でもそんな思いも虚しく、雪が降り始め。

それは決断の合図。

 

誰を幸せにしたいんだ?

3人ともなんて無理なのか?

 

 

 

逃げたくても逃げられなくてどうしようもなくなってるかずさの元に

曜子の計らい(?)で、雪菜がやってきた。

この展開は思いもしなかった。

会いたくても会えなかった二人がようやく再会するんだ。

 

そっか。春希が助けてって雪菜にメールしたんだ。

それで春希のもとに飛んできたんだ雪菜。

 

ここまでプレイしてきて、かずさと雪菜が面と向かって話す場面は

、軽音同好会に入る前の玄関先でのやり取り以外は、ただの一度も存在しなかった。

いつも隣には春希がいたからね。

 

もっと早くこうしてれば、こんなにみんなが苦しむこともなかったのかもしれないけれど、こうするのにやっぱり5年は必要な時間だったんだろうな。

 

 

曜子の計らいというよりも、春希と雪菜自身の計らいだったのか。

 

胡蝶蘭

花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」

 

 

 

しばらく泣いてしまって、この画面に飛んでくることが出来ずにいた。

 

かずさの為が、わたしたちの為。

わたしたちの為が、かずさの為。

 

雪菜は出逢ったときから、強くて、そして弱い女の子だったよ。

 

三人でゴールしよう。

 

 

 

前向きな失敗で首切るわけがない。

そういうのは上司が全部被るもんだ。

 

麻里さんみたいな人が上司だったらこれ以上いいことないよな。

 

 

 

これは本当に良い意味でなんだけど、

ようやくWA2が楽しいって思える心境になってきた。

そう思える展開になったってことね。

そもそもテーマのひとつが"浮気"なだけあって、基本的にはどろどろしているわけで

音楽だって寂しいものばかりだけれど、

でも、僕は信じてた。やる前から信じてた。

こんな気持ちにさせてくれるゲームに違いないって。

ただ浮気のネガティブさだけを描く作品じゃないって。

ただ辛い思いを感じるだけのお話じゃないって。

信じてた。

 

 

 

もうすぐ終わりそうです。

5年前と同じ、いや、5年前よりも強く結びつきあった3人が見れて

本当に涙が出て止まらない。

 

そして本当に、かずさにありがとうを。

かずさがいなければこうはならなかった。

5年の歳月も費やすことはなかった。

その5年には、努力や、苦悩や、妬み、不安、後悔

ありとあらゆるものが詰まっていて、詰まりすぎていて

けれどそれが故に成長の種にもなったから。

春希の初めて会ったときからずっと好きな友達で、雪菜が愛している大親友のかずさがいなければ、今このときは訪れなかった。

 

5年間。会うこともなく、大親友の雪菜を裏切ってまで、自分の気持ち。

外には決して出すことのない春希への想いを、一度たりとも諦めず。

ピアノを弾くことで、春希と会話して逢瀬してたかずさ。

 

春希が、どちらを愛していいのかもわからずに、ただ揺れる気持ちに揺らされるがままにふらふらとしてた情けなさを、

 

雪菜が、ただ仲間はずれにされた過去のトラウマから、ただずっと3人で居たいと、そうすることで辛い思いをする親友がいることもわかっていながら通した我侭を、

 

かずさが、いつまで経っても臆病で、素直になれなくて、愛してる男にその気持ちをぶつけられなかった後悔ばかりの弱い自分を、

 

3人がそれぞれ5年前の自分、5年経っても尚変わらない自分を、変える努力をしたから。

 

結局、5年前と何も変わってないじゃないかって、2人と1人に違いはないんじゃないかって。

恋心・愛情、この2つの感情が人としてある以上は、男と女が混じっている以上は、

抗うことなんか出来ないだろう。

それが故に、同じ人を好きになってしまったら、傷つくこともあるだろう。

でもどうだろう。

愛情と友情は、もしかしたら、

とても似ていて、でもとても違っていて

だからこそ共存できる感情なのかもしれない。

それは表面上じゃない。

もっと深く、内側に、言葉では表せないような奥深くに。

 

本人が言うように、かずさはこれからもずっと春希を想い続けていくんだろう。

それでもすぐ近くに、同じくらい強い友情が同居しているから。

 

親友の幸せは、誰もが祝福したいと思うのが必然だよね。

 

そんなことを思いながらこれを書いている僕は、

愛情と友情は相容れないものだと思っている。

男と女が混じれば、どうしたって痴情の縺れは抗えないんだ。

だって好きや愛してるって気持ちの最初は、一緒に居たいと思う気持ちだよ。

どんなに最初は恋愛感情がない男女でも、

同じ時間、同じ道を歩めば、気付けば灯火のように、

ゆらゆらと心の奥底で燃え始めるんだ。

難しいよね。現実的にはさ。

愛情が友情の邪魔をする。

どちらも好き・愛してることに変わりはないのに

性別の違い、それだけで。

 

だから、今回はすごく特殊な例。

それこそかずさが一般人とはかけ離れた世界の人間だから。

そのくらいの解釈で、素直にこの3人のこの3人でしか分かり合えない、分かち合えない

幸せを、

ほんの少し傍観者になって、ほんの少しその渦中の男の分身になってみて。

 

WHITE ALBUM2が何を伝えたかったのかを、今一度考えながら

6日間で歩んだこの道"ルート"に幕を閉じる。

雪菜が好きで、雪菜と結ばれたくて、でも3人で馬鹿騒ぎしていたあの頃がとても眩しく幸せそうに映った極々一般人の僕による。

 

 

PS:春希のお母さんのことに対する雪菜の対応。

クラナドの朋也の父親との確執のクロスした。

僕は智代好きでもあるので。同じ行動をとる雪菜に、またひとつ恋をした。

 

時の魔法、CDあるのかな。あるなら買わないと。

WHITE ALBUM 2 プレイ日記#4

9/27

 時刻は23時18分。

今日も仕事から帰るのが遅くてこんな時間に。

明日が終われば土日なので、今日はほどほどにしとこうかね。

 

それはそうと(無理やり)

いいゲーム、もとい僕が興味を示すゲームは

須らくBGMや歌なんかが良いというのが最前提な気がしている。

ゲームが良かったから、結果として音楽も良く聴こえてきたという考え方も

なくはないけれど、ことWHITE ALBUM2に関して言えば、それは在り得ない。

 

というのも、こうしてプレイするきっかけを与えてくれたのは、ひとつの歌だった。

 

"さよならのこと"

 

全然これとは関係ない配信者の配信を見ていて、

それがPCでやる音ゲーの配信で、

たまたま"さよならのこと"をプレイしているのを見たんだ。

 

配信を見て、この歌を聴いたときは、曲名を知らなかった。

ただただ、胸が締め付けられる感覚があった。

イントロからラストまでひたすら切ない曲調だもんな。

すぐになんていう曲なのかググったよ。

そして知った。

アニメのWHITE ALBUM2のED曲だって。

そこからアニメを観始めるのもすぐのことなんだけど、

何より、ひたすらYoutubeで歌を聴いていた。

何度も何度も繰り返し。

歌詞をよく聴いて、曲をよく聴いて。

 

そしてアニメを観て1.2話で"WHITE ALBUM"の存在も知る。

雪菜が屋上で歌う。

学祭ライブの2曲目の"SOUND OF DESTINY"の存在も知る。

 

この3曲は、本当に大好きで、ずっと聴いている。

寝る前も、通勤中も、仕事中も。誇張じゃなく、本当にずっと。

すぐにゲームと一緒にボーカルコレクションを買ってiphoneに入れたよ。

 

さよならのことはWA2の曲だけど、WHITE ALBUMとSOUND OF DESTINYは

前作WAのヒロインの歌。

それでも僕はオリジナルよりも雪菜の歌うほうが好き。

 

ボーカルコレクションには他にも何曲か入っているけど、

全部好きだから永遠に聴いていられるね。

 

また曲については別に掘り下げて書こうかと思ってる。

 

 

さて、ゲームを進めよう。

未だ、春希と雪菜は連絡を取り合っていない。

雪菜はかずさのコンサートチケットを仕事の伝で手に入れたようで、

春希を誘って行こうとしてたみたいだけど、出張の仕事が入ったとのことで、依緒と武也に譲っていた。

 

かずさが思っているように、雪菜もやっぱり今でもかずさのことを親友だと思っている。そう願っている。だから、一目見たかった。

昨日、かずさが雪菜のミニライブをこっそり見に行ったように。

 

そっか。

私達≠2人

変わらないんじゃないか、変わってないんじゃないか。

あの楽しかった5年前が過去としてある以上、

今も、これからも、この先も、ずっと2人じゃなくて3人なんだ、と。

 

かずさの部屋で取材を続ける春希に選択が

1.帰る

2.寝顔を見つめる

テーブルでそのまま寝てしまったかずさを仕方なくベッドへ抱きかかえて寝かせ、

さぁどうしよう。

 

どうもこうもないよね、僕は帰ります。

僕も、かずさのこと雪菜と同じくらい好きなんだと僕自身薄々感じている。

全然服装も性格も違う2人、でも笑うポイントと好きになる人は同じ2人。

("恋のような"って歌で雪菜がかずさに対してそう歌っている)

 

ちゃんとかずさのことも後で応えるから、今は、春希の心がかずさに行ってしまうようなことだけはさせない。

 

 

んんん…かずさ、これっぽっちも春希に対する気持ち消えてないんだなぁ

ダメだってわかっているのに、会いたがったり手を繋ぎたがったり。

春希が望めば、いつでもその先にまで行ってしまうんだ。

 

雪菜との関係には5年も要したのに、かずさとはきっと、1日でも充分なんだな。

そう思い知らされる。

 

うわああああああああ、

こんなとこで5年間、春希が知ることもなかったこを知らされるなんて…

 

これが最後だから…だからあの時、雪菜より先にしたキスをしてもいいだろう?

 

これが最後だから…

 

1.目を背ける

2.目を見つめる

 

だから、最後くらい応えてあげてもいいんじゃないかって。

それが許されるなら、5年前の罪を、5年間償い続けているはずがない。

 

だから背けるしかないのです。

 

どうして、今日が最後じゃなくちゃいけないんだ

これで終わりじゃなく、もっとゆっくりと…

穏やかに友人関係として昇華するって選択は,

お前の中に存在しないのかよ…

 僕もそれが出来るのならそれが一番だと思うよ。

だからそういう結末になるようずっと祈りながらプレイしてるけど。

ここまでかずさが本気なら、もしかしたら無理なのかなって。

ちょっとだけ思ってしまった。

 

 

かずさのコンサートに行かず、雪菜に会いに行った春希。

 

1.ただ、会いたかっただけ

2.かずさのことを正直に話す

 

2しか選べない分岐。

ルートが決まったみたい。

そう、全部きちんと話して、それでこれから先も、一緒に居れるなら。

 

3人ともが幸せに。

そう願う雪菜は、春希をコンサートへと帰らせる。

けど間に合わなくて。

 

 

本物の愛と嘘の愛

身体だけの関係。

 

1.手を離す

2.顔を背ける

 

背けることしか出来ない分岐。

 

1.雪菜を愛してる

 

、とプレイしつつ書きつつってやってたんだけど

あまりに濃すぎて、黙々とプレイしてしまってた。

 

とりあえず今日はこの辺で。

なんだかいい方向に行っているのは間違いないのだけど

また新たな問題が出てきたせいで、目が離せない。

 

 

 

WHITE ALBUM 2 プレイ日記#3

9/26


21:30~coda最終章スタート
僕はこのテのゲームをやるときは、基本的には前情報をあまりいれないでやる。
前情報っていうのは、まぁどういう作品なのかっていうことくらいは興味を示した段階で
嫌でもある程度は入ってきてしまうものだからそこは致し方ないけど、より正確に言うなら
攻略情報になるね。
エロゲーは同じ他のADVゲームと比較しても、かなりシナリオに凝っているものが多いように思う。
まぁ僕自身がそういうものしかやっていないという意味でもあるのだけど。
いわゆる抜きゲーはシナリオの質や量よりも、如何に抜けるかっていうゲームにしてるだろうし(まぁそれでも例外はあるだろうけど)

やっていることは基本的には文字を読んで選択肢があれば選択して、ルートを進んでいくわけだけど
エロゲーならば主人公がいてヒロインが何人かいて、各ルートを攻略っていうのが基本だよね。

WHITE ALBUM2も勿論そのスタイルで、今で言うと僕は雪菜が好きだから、雪菜のルート(だと思っているもの)を目指して
そして攻略しようとしてる。
僕にとってのこのゲームのクリアはその雪菜の攻略がメインで間違いないんだけども、
残念ながら(という言葉はもう言葉の意味どおり残念な一面がある)、他のルートも全てクリアしなくてはいけない。
そうすることによって雪菜ルートだけでは見えてこなかったことがわかるようになるしね。
そういう意味でも、伏線とかかなり散りばめられていて、エロゲーのこのジャンルはシナリオに力を入れているわけだ。
勿論、ただ単に他の女の子も攻略したい、Hシーンが観たいなどの理由だけの人もいるだろうし、
逆に自分が好きな子のルートが攻略できれば、それがゲームクリアになる人もいるだろうし、
どっちが正しいというわけではないと思う。
作品によっては、自分が好きな子を意識的に選ばない決意をしなければ攻略できないなんてままあることだし、
その選択が好きな子が嫌な思いをすることになることだって当然あるわけだし。
つまりこれが上で言う残念ながらってことなのだけど。
だから無理してやることはないと思うね。
ただ個人的意見で言うのであれば、全部のルート・全部のEDを回収した先に、求めている結末が
もしかしたらあるのかもと少しでも思うならやるべきだと思う。
辛いけどね、いろんな意味で。


と、実はここまで前置きなのだが、最初に前情報を"あまり"入れないと言ったように、
僕はWHITE ALBUM2に関しては少しばかり前情報があって今プレイしている。

このWHITE ALBUM2は初期のものは2010年に発売されたものだし、8年越しで何故やってみようと思ったのか
その話はまた別の記事でしようかと思うけど、本当にたまたま興味を示すことがあって、「これはやらなきゃ!」と一直線だった。
それまでの段階でちょいちょい情報を入手していたってわけだね。
アニメも先に観てしまっている。もはや前情報というには濃すぎる情報だよ(7話で意図的に観るのを止めているけど)

まぁそのアニメの1.2話の出来が僕の中では今まで観てきたアニメの中でも1.2を争うレベルに素晴らしくて
こんなの原作やらないわけにいかないでしょっていうのも、今やっている要因のひとつ。というかメインかも。

で、その他の情報としては少しwikiを見てしまっている。
その中で、このゲームのEDの数を知ってしまっているわけだ。

第1部(introductory chapter)/1
第2部(closing chapter)/6
第3部(coda)/4

となっている。
どうやら第3部、つまり最終章は当初はシークレットだったようで、追加シナリオらしい。

昨日、2部が終わり「ああ、良かったな雪菜…」と思った後にcodaへ続いたものだから
「マジかよ…」という気持ちでいっぱいだったのだけど、
このED数を少し考えると、この3部こそないと駄目なものなのかもしれないと思った。

この時点で、上記以外の情報はないので合っているかはフルコン後に知ることになるわけだけど、
1部が一本道でED数1。
2部が6個あるが、これは恐らく各女の子のルートなんだろうと思う。

雪菜・かずさ・和泉・小春・麻理・朋(?)

そして3部codaへ行けるルートがたぶん雪菜ルートのみなんじゃないかなと。
だから、この考えでいくとバッドエンドというバッドエンドは2部までは存在しなくて
まぁ言ってみれば雪菜・かずさ以外はバッドエンド扱いのサブヒロインルートかと。

3部のED4個についても一応考えてはいるけど、ここまで書いてすげー時間かかってるし長くなったから割愛。
やればわかることだし、こうして書いていてもあまり意味もない。

ていうかプレイ日記っていうか、これじゃただの考察じゃねーか。
というわけで、タイトル画面でストップしてたけど、これから始めます。30分も経っている。

2.かずさと会った
1.それだけ
2.誰にも話したくない

12/24のミサを雪菜と約束していた春希の元に現れたかずさ。
5年振りの再会で、嫌でも過ぎ去ったあのときのことが蘇り、心臓がバクバクする。
もう終わった、片付いたと思っていたのは、結局は嘘だったんだろうか。

違うね。
仮に僕自身が同じ立場であったとしても、嫌でも思い出すだろう。
5年間、想いを封印してきたとしても、そう、あくまで封印だ。
忘れていただけで、忘れたことは思い出す。人間はそういう生き物だ。
春希にとっては、忘れたというよりも、文字通り封印。閉じ込めたんだ。
その上で、自分の想い・気持ちを雪菜ただ一人に注いできた。

でもこの5年間、一度も顔を合わせることがなかったからそれが出来たに過ぎないんだ。
本当の意味での、3人の和解(なんてものがあるのであれば)は、何も片付いていない。
目を背ければ、嫌なことは見えなくなるし、その時はそれでいい。
でも、やっぱり目を背け続けてはいけないんだと思う。この3人は。

そして、その和解まで持っていくのが僕の、WHITE ALBUM2における、一番最初で、最大の使命だと思っている。


全然関係ないけど、やっぱり書きたくないことでも書かなくちゃいけないのが出版社の仕事なのな。
まぁどんな仕事でもそうか。
嫌なことでも、やらなきゃいけないのが仕事か。


かずさ、心はまだ5年前のままで、大人になりきれてないんだね。

1.雪菜の声が聞きたい

連絡するかしまいか迷った。
ここまでプレイしてきた僕の見た限りでも、春希も全然成長できていない部分がある。
とても濃密な5年間を過ごしてきたことは間違いないけれど、
一進一退。その実、過去に囚われて、前に進めたのはほんの少しだと言っていいだろう。
だから、忘れなくちゃいけなかったはずのかずさと再会して、ひょんなことで家にまで泊めてしまって
明らかに、離れるどころか少しずつ少しずつまた近づいているこの状況に、苦悩している。

ばっさり切り捨てられない。

僕は、そんな春希の弱い部分を、もっと雪菜に見せてもいいと思っている。
嘘でその場を取り繕うんじゃなくて、純粋に自分の弱さを見せて、自分の本心をしっかり伝えてあげてほしい。
そのほうが、雪菜も安心するんじゃないかって、そう思う。

まぁ、正解かはわからないけどね。
というわけで、連絡を待っているだけはやめて、僕は自分から連絡する選択をした。


なんか僕の考えていた結果にはならなかった。かもしれない…

くそっ、かずさがどんどん近づいてくる。僕の意図とは関係なく、どんどん。
まず雪菜に説明をしてから行動してくれよ…春希。
それだけでいいんだ。それだけで。

雪菜のほう、雪菜のほうって僕は必死になっているのに、
こんな、いくらでもたった一回でもかずさに靡いてしまえるこの状況は

あまりにも酷ってもんですな。

 

責任感から、単なる懐古へ。か
それが一番、3人にとって幸せなのかもしれないなぁ。

かずさから5年間の足跡を話したご褒美として、朋から預かった雪菜のライブチケットをもらった春希。

1.行かない
2.行けない

なんでこんな選択肢なんだ…、なんで。

1.を選んだ。
行かない。行けない。
この2つの言葉の違いは何だろうと考える。
確固たる意思があって、行"か"ない。
行きたいけど、行"け"ない。

この違いで、この先の未来が変わってくるとするのなら、それは何だろう。

かずさのお願い。かずさが代わりに見に行くことだった。
会いたかったみたい。そうだよね。
でも会えない。見るだけ。

親友にはなれなかったって言うかずさだけど、違うんだよ。
雪菜はいつでもかずさのことを親友だって言ってるし、そう思ってるんだ。

と思ったら、春希が言ってくれた。

のに、

1.抱きしめる
2.胸を貸す

抱きしめたい気持ちはわかるよ。
でも今は、ダメなんだ。絶対に。心を鬼にして。
いや、雪菜のことが好きな僕なら、鬼にするまでもないのか。
でも、僕はこのゲームをしている間は春希の分身であり、でも僕自身でもある。
僕自身が、雪菜一筋であっても、今の春希にとっては、そうじゃないのはわかってる。
だから、春希が心を鬼にする必要があるんだ。
胸を貸すだけだ。それだけだ。


………

ありがとうかずさ。本当にそう思う。
僕はこうして前向きに前向きに考えているのに、春希がウジウジと。
ほんと、エロゲの主人公ってのは贅沢な奴ばっかりだぜ。


今日は終わり。

 

WHITE ALBUM 2 プレイ日記#2

9/25


というわけで、9/23と9/24の記事を書いてからスタート
仕事の帰りが遅くて22時半から。

バレンタインコンサートに出ることになった雪菜と春希。
3年ぶりの軽音同好会の再結成。でもかずさはいない。
あの学祭ライブ以降、歌を歌うことをやめた雪菜、ギターをやめた春希。
この再結成は、3年前との決着、決別。

この再結成を実現させた張本人の柳原朋はただただ雪菜の歌のいちファンでしかなかった。

そしてこうしてプレイ日記を書いている僕自身も。
僕にとってはたった2日ぶり。
あの3年前に春希と雪菜とかずさで初めてセッションしたときに聴いた
雪菜のWHITE ALBUMの歌声。
それでもやっぱりこの歌声が聴きたくて、この歌声が好きで、歌う彼女が大好きで
ここまで来たんだなって。


大好きです。雪菜。
アニメで最初に屋上から急に聴こえてきた声を聴いたときから。
屋上で初めて歌う彼女を見た時から。

春希の、過ちのせいで、彼女は変わってしまった。
いやもしかしたら、あの過ちは避けられることなんかじゃなくて。
あの3人が出会ったときから、3人が3人とも自分以外の2人を大好きになってしまってたから
雪菜はかずさは自分より真面目に春希のことを好きだと言っていたけれど、
こうして春希となって、俯瞰して見てきた僕にとっては、
3人とも真面目すぎるほどに大好きなように見えた。
だからこそなんて言葉はおかしいのかもしれないけれど、
あのことは避けられない事件で、起きてしまって良かったのかも。なんて。


そんなことを考えながら迎えたED
これで、3年前の罪も、3年の罰も、3年後の償いも、終わったんだななんて思った僕は
まだまだ甘かった。

coda

今日はこれ以上続けられる気がしない。
考えうる限りのこれからの展開を瞬時に頭で思い描いているけれど、
其の中に、ひとつでも本当の意味での雪菜との、いや3人でのハッピーエンドがあるのなら。

そんなもの、ないのかなぁ。

 

 

追記:9/24の分は割愛ですんません。

WHITE ALBUM 2 プレイ日記#1

9/23 1日目


これを書いているのはプレイしはじめて3日目の帰宅後。
つまり9/25になる。
なので1と2回目の内容は思い出しながらで。

そもそも何故、今WA2なのかという疑問が湧いてくるかと思うけど、
まぁそれは別の記事にでも。
とりあえず1日目の9/23は休日だったこともあり、午前中にソフトを受け取った後は
やることを済ませてから、寝るまでずっとやっていた。
大体14時近くから9/24の午前2時まで。

進捗としては学祭ライブが終わったあたりまで。
introductory chapterの終盤まで一本道で進んでいった。

個人的にはこの学祭ライブまでの話はアニメで先に観たのだけど、
純粋に好きで、正直何回でも観れる(プレイできる)。